ビューアーマテリアル編集
マテリアル編集機能について説明します。
はじめに
資材のマテリアルを変更するにはマテリアルプロパティを使用します。資材を選択すると共通プロパティ横にマテリアルプロパティが表示されます。マテリアルプロパティを閉じるにはESCキーを押します(選択の解除)。
マテリアルの編集
1.編集する資材をマウスクリックします。
2.マテリアルプロパティが表示されます。
透過有効 | チェックをすると透過が有効になります。透過有効にチェックを入れ不透明度の値を1より小さくすることで半透明のマテリアルになります。 |
描画対称面 | デフォルトでは両面になっています。0:表面 1:裏面 2:両面 球体、曲面などで半透明が正しく表示されない場合には0を指定してください。 ![]() 半透明部分に格子状の模様がでています。 ![]() 表面を指定すると格子状の模様が消えます。 |
不透明度 | 不透明度を指定します。値が小さいほど透明に近くなります。 |
色 | マテリアルの色を指定します。色のパネルにマウスを置くとカラーパネルが表示されます。カラーパネル上で変更したい色をクリックします。 |
発光色 |
発光色を指定します。夜のシーンで物体が光っている状態を表現したい場合に使用します。以下のイメージは発光の使用例です。 照明に発光色を指定しフェイクライトを追加してます。 ![]() 窓ガラスに発光色を指定します。 ![]() |
反射色 |
物体に照明が当たった時に反射する色を指定します。色のパネルにマウスを置くとカラーパネルが表示されます。カラーパネル上で変更したい色をクリックします。 反射色が白に近いほど反射は強くなります。 ![]() 黒に近づけると反射は弱くなります。 ![]() |
反射の鋭さ |
反射色の範囲の大きさになります。値が大きいほど鋭く反射します。値が小さいと鈍く反射します。 鈍い反射 ![]() 鋭い反射 ![]() |
映り込み強さ |
映り込み(環境マップ)の強さを指定します。値が大きいほど強く映り込みます。 弱い映り込み ![]() 強い映り込み ![]()
注意 |
バンプマップ | バンプマップ(凸凹感の表現)を使用する場合にチェックします。無地のテクスチャには反映されません。 |
バンプマップ強さ |
バンプマップの強さを指定します。0を起点に値(絶対値)が大きいほど強くなります。プラス方向とマイナス方向があります。 バンプマップ無し ![]() バンプマップ有り ![]() |
影を落とす | チェックをすると指定した資材の影を落とします。通常は影を落とすになっていますが、半透明の資材は影を落とさない指定になっています。 |
影を受ける |
チェックをすると指定した資材が影を受けます。通常は影をうける指定になっています。内観の場合は壁の影の影響で全体的に暗くなってしまいます。その場合は影を受けるのチェックを外すことで陰影のはっきりした表示になります。 内壁に影を受けるのチェックがある状態 ![]() 内壁の影を受けるのチェックを外した状態 ![]() |
描画順序 | 半透明の描画順です。通常は値を変更しないでください。 |